以前から耳も皮膚も痒がっている子で、脂漏性皮膚と重度に肥厚した外耳が認められました。
飼い主は自分で一生懸命、毎日耳と皮膚のケアをしておりました。
耳の治療については定期的耳処置からスタートしました。
皮膚治療については医薬品シャンプーと保湿剤の処方とケトコナゾールと抗生剤療法からスタートしました。
今後は食事やサプリ(必須脂肪酸やセラミド)やダームワンを検討しております。
再診時は体表のベタつきが低下し、痒みのレベルは低下し、外耳の炎症は改善しました。
また、寄生虫疾患を疑い、イベルメクチン試験的に投与しました。
ダームワン週2回、マラセブ、ヒュミラック週2回で維持していきます。