Case 66 ダックス 7歳 避妊 雌

Case 66 ダックス 7歳 避妊 雌

頸部椎間板ヘルニア
突然の起立不能を主訴に来院
排尿排便は可能だが、歩行不可能
状況的に神経疾患(頸部椎間板ヘルニア)が疑われた為、MRI検査を実施

MRIより
頸椎の4番目と5番目のあいだにある椎間腹側より重度の圧迫があり、炎症や浮腫も認める

結果より頸部椎間板ヘルニアが確定され、 外科的治療である腹側減圧術(ベントラルスロット術)を実施

腹側減圧術(ベントラルスロット術)
腹側から頸椎にアプローチし、問題となっている所に小さな穴を開け、圧迫している椎間板物質を除去する方法
経過は良好で、術後6日目に部分的だが四肢を動かせるまで回復した。
その後退院し、自宅でリハビリを継続している。