気管支炎について
ウイルスや細菌が原因で、気管支に炎症が起きて咳が出ます。
何度も続けて、咳をするのが特徴です。
原因
感染性の気管支炎を起こす原因には、細菌やウイルス、カビなどがあります。
ジステンパー、ケンネルコフ、アデノウイルス、マイコプラズマなどで見られる症状です。
非感染の場合の原因は、ホコリ、腫瘍などの物理的刺激、薬品の刺激やアレルギーなどの化学的刺激や、寄生虫などで起きる場合もあります。
症状
気管支周辺に炎症が起きているため、ものを吐き出すような乾いたせきをくりかえします。
吐くようにせきをするため、吐き気と間違うこともあります。
気管支炎は急性の場合、病気の初期には強く乾いた咳をしますが、慢性経過をたどると、痰がからまっているような咳になります。
治療
抗生物質や抗炎症剤、気管支拡張剤などの投与による対象治療を行います。