ツメダニ症

ツメダニ症

ツメダニ症について

ツメダニという体長0.5mm程度のダニの一種が皮膚に寄生して炎症を起こす病気です。痒み、脱毛を伴うことがあり、背部に多量のフケが目立つようになります。

原因

犬だけに寄生するツメダニ(イヌツメダニ)が、犬の皮膚に寄生して皮膚炎を起こします。
感染している動物との直接の接触以外にも、ノミやシラミといった他の寄生虫を介して間接的に感染することもあります。

症状

かゆみの程度は様々で、強い場合も弱い場合もあります。
腰や背中にかけて、多量のフケが出ることが一般的であり(脂漏性角化症)、成犬では症状は軽度であることが多いですが、子犬においては著しい症状を示すことがあります。

治療

人においても激しいかゆみや皮膚炎を起こすことがあり、速やかな対応が必要です。
治療は、スポットタイプや注射での、駆虫が必要です。