猫カリシウイルス感染症について
カリシウイルスというウイルスが感染して、発熱、くしゃみ、鼻水といった風邪の症状から、肺炎、口内炎、関節炎といった様々な症状があらわれます。
原因
カリシウイルスに感染した猫との接触や、鼻水などの飛沫から感染します。
子猫やストレス下の猫、免疫抑制下の猫で症状がでやすいです。
症状
発熱、くしゃみ、鼻水、結膜炎や食欲減退、脱水といった風邪の症状がでます。そのほかに口の中の潰瘍、軽度の肺炎や多発性関節炎を引き起こすことがあります。
予防・治療
ワクチンが有効です。年に1回はワクチンを接種するようにしましょう。
かかってしまった場合には、対症療法行います。
抗炎症剤、抗生物質、抗ウイルス剤、栄養剤を投与して内科的治療を行います。